staff interview
高速道路の未来を切り開く
父の背中を追いかけ
見つけた道
交通管理隊 浜松基地所属
寺島 拓也 2012年入社
※業務内容・所属は取材当時のものです
気がついたら父を追いかけて
ここに来ていた
入社の動機はなんですか?
この仕事に就こうと思った第一のきっかけは父の背中を見てというのがあります。
というのも、私の父は約40年間、交通管理隊員として働いていました。
子どもの頃から働く父を見て、優しくも厳しく、叱られることもいっぱいあったのですが、夜勤明けで疲れていても一緒に遊んでくれたり、大きくなってからも、車をいじるのが趣味だったんですけど一緒にやってくれました。
そういう父の姿を見て、気がついたら父を追いかけてここに来ていました。
入社後のギャップはありましたか?
子どもの頃は、父が仕事を簡単にこなしているというイメージを持っていたのですが、実際に入ってみるといろいろな事象があり、それに対処する時に考えることが多々あるなと思いました。あとは、高速道路上での作業は思っていた以上に怖いものだと感じました。
「本当に助かりました」と
言っていただいた時は
一番充実感を得られる瞬間
仕事内容を教えてください
現場での仕事は、高速道路を定期的に巡回して、異常があればそれに対処します。
また、障害物があれば道路の円滑な走行を確保できるよう迅速かつ安全に排除することです。
事務所での仕事としては、私たちが巡回をしてきて「ここは危険だったな」とか「こうした方がお客さまは安全・快適に走行できるんじゃないか」ということを考え、データ収集や分析を行い、NEXCO中日本へ提案、改善依頼をしています。
仕事をする中で達成感を得られる瞬間はどんな時ですか?
異常事態が起きて、故障車・事故現場のもとに急行しますと、現場にはかなり不安を感じているお客さまがおります。
そういったお客さまが自分たちのもとに来て「本当に助かりました」と言っていただいた時は、一番充実感を得られる瞬間です。
自分たちの個性を尊重でき
活気ある和気あいあいとした職場
キャリアアップする上で、会社からのサポートは何かありますか?
当社は、隊長から入社1年の1等級の隊員まで、その能力や役職によって序列化されていて色んな役職・世代の方がいますが、上の方々はかなりサポートをしてくれます。
何か提案があれば話を聞いてくれ、吸い上げて、それを本社や親会社であるNEXCO中日本の方々に伝えてくれます。
どんな意見でも「そんなもの無理」と言って終わらせるのでなく、相談して、もし実現できるのであれば時間がかかるかもしれませんが、前向きに向き合ってくれると思います。
職場の雰囲気はどうですか?
浜松基地はNEXCO中日本の2つのパトロール会社の中でも、基地の所属人数が約50人と最多で、特に若い隊員が多く、いろいろと個性的な仲間が在籍しています。
業務面では自分が若い隊員をサポートする役割ですが、それ以外の面で若い隊員たちの方が詳しかったりすることがあります。例えば、車が好きな子だったら車のことを聞いたり、パソコンに詳しい子はパソコンの細かいことを教えてもらったりしています。
そういった自分たちの個性を尊重でき、活気を持って和気あいあいとした職場だと思います。また、プライベートでは、同じ趣味を持つ者同志が集まって、キャンプをしたりビリヤードをやっていたりします。
子犬のポメラニアンを飼い始め
一緒に遊んでリフレッシュ
休日は何をしていますか?
最近ポメラニアンの子犬を飼い始めて、今はその子といっぱい遊ぶことが楽しみになっていてリフレッシュできます。
やりがいと誇りが持てるので
胸を張って生きていける仕事です
未来の社員へ向けてメッセージ
危険も伴いますし、夜勤もあるので規則的な生活ではない業種ではあります。それでも、日頃からしっかり健康管理に気を使って自分の体を第一に考え、その上で自分のやりがいを見つけられると嬉しい瞬間があります。
お客さまからの感謝をダイレクトに受け取れるのはとてもやりがいがあり誇りが持てるので、胸を張って生きていける仕事です。