女性隊員の活躍

女性隊員座談会を開催しました！（2020年11月）

交通管理隊員を希望したきっかけ、やりがいや入社後のギャップについて、熱い思いを持って働く女性隊員に本音を話してもらいました。

交通管理隊員を希望したきっかけは何ですか

• 金子

  子どもの頃から、父の運転で高速道路を利用した旅行が大好きでした。特に東名が好き。声優の養成所に通っていた時、NEXCO中日本のCMナレーションを考えて発表するほど憧れていました。入社できた時は嬉しくて泣きました。

• 藤木

  バイクのツーリングが好きで、高速を利用したときに黄色いパトロールカーを見かけ、「これだ！」と直感。すぐに応募しました。まだ入社したばかりですが、毎日が楽しいです。

• 林

  前職は消防署で普通救命講習をしていました。転職を考えていた時、人の役に立てる仕事がしたいと思い仕事を探していたらヒット。運転も好きで「面白そう。女性もいるんだ」と興味が湧きました。

• 中西

  人の役に立つ仕事がしたいと思っているときに求人を見つけて応募しました。テレビで活躍する姿を見たことがあったので、自分もやってみたいと思いました。

• 小林

  夜の綺麗な高速道路を運転するのが大好きです。地元が箱根なので、西湘バイパス、小田厚にはなじみがあり、その道路を守れるなんて最高じゃん！と思い応募しました。人を助ける仕事に就きたいとずっと思っていたので叶ってうれしいです。

• 難波

  以前は警察官を目指していたので、人の役に立つ仕事に興味がありました。
  前の職場は女性しかいなかったので、環境を変えたかったのもあります。車が大好きなので、運転ができる仕事を探していました。

男性ばかりの職場に抵抗はありませんでしたか？

• 難波

  抵抗はなかったです。周りの方が気を使ってくれていると思います。基地のみなさんはとても優しくて、仲良くさせてもらっています。

• 林

  優しく教えてくれますし、女性でも男性隊員と同じように新入社員研修や運転技能研修がしっかりしているので、不安はなかったです。

• 小林

  私が入社する前にすぐになじめるように、基地の皆が準備をしていれくれた様で、仕事に集中できました。覚えることがたくさんありましたが、優しく、厳しく教えてもらえます。

やりがいを感じるとき、嬉しい瞬間を教えてください。

• 金子

  SSR（スマイル＆セーフティ・リサーチ）が返ってくると、本当にうれしいです。
  以前、先輩から「最初に名前を名乗るとお客さまに親近感を抱いてもらえるよ」と教えてもらい、それから名乗るようにしたら、返信が多くなりました。「金子さんありがとう」って言ってもらえると、交通管理隊をしていてよかったなと思います。

• 林

  SSRは絶対返しますって言われるのに、返ってこないときは悲しいですが、現場でお客さまに「ありがとう」と言ってもらえるとうれしいです。女性のお客さまと接した時、こちらが女性で安心した様子が見られるとよかったなと思います。

• 中西

  道路管制センターでは、常にどこにどの巡回車が走っているかを把握するのが大変で、事故などの異常事態が複数発生したときに一番近くにいる巡回車に適切に指示できたとき、自分なりにとても達成感があります。
  女性の声だと聞き取りやすいと言われたこともあります。

苦手なことはありますか？

• 金子

  車にひかれた動物を見るのが辛いです。亡くなった動物を見ると悲しくなるので、いかに平常心で対応処理できるか日々訓練です。女性だからできないって思われたくないです。

• 林

  制服を着てヘルメットをかぶり、さらにマスクをして女子トイレに入ったときにお客さまから二度見されました。世の中にはまだ女性隊員が少ないので、イメージがないのだろうなと思います。

• 中西

  みなさん滑舌がよくてびっくりします。慣れない頃は無線間違えたり、かんじゃったり。特に、「交通集中」って言うの難しくないですか？かんだのがばれてないかなって恥ずかしくなります。

夜勤の時、お子さんはどうされていますか。

• 難波

  実家が近く、両親が子どもたちを見てくれています。子どもたちはおじいちゃんおばあちゃんのことが大好きなので、「いってらっしゃーい」と元気に送り出してくれます。夜勤明けはわたしの唯一の一人時間です。眠いけど寝るのがもったいなくて買い物に行くことも多いです。

• 中西

  実家の両親に預けています。夜勤明けには子どもに早く会いたくなります。子どもが待っていてくれるから仕事を頑張れます。仕事後は特別かわいく見えます。

入社後に感じたイメージの違いなどはありますか。

• 小林

  お客さま対応にとても重点を置いているんだなと知りました。お客さまに安心感を持ってもらえるよう接遇訓練も頑張ります。

• 藤木

  自分の仕事をもっと世の中に知ってもらいたいなと思いました。まだまだ知らない人が多いと思います。消防車や救急車は見たことあっても、高速道路のパトロールカーを見たことない人もいる。わたしはTVの特集を見て知っていたけど、世の中での知名度は低いのかなと。

難波さん、藤木さんは入社してまだ1年未満ですが、いかがですか。

• 藤木

  入社前、基地に挨拶に行ったとき、「バイク乗るって聞いてたよ。ツーリング行こうね。」ってフレンドリーに話しかけてもらって、すごく気持ちが明るくなり安心しました。同じ基地に金子さんもいてくれるので、とても心強いです。

• 難波

  先輩から「多少の失敗はOK！けがをせず無事に帰ってくるのが一番大事なことだよ。」と言われ、緊張がほぐれました。女性だからではなく、わたしが今できる精一杯のことをしています。質問もしやすい雰囲気なのでありがたいです。

今後の目標を教えてください。

• 難波

  やるからには長く勤めたいと思っています。あと、10年20年、元気に仕事をしたいです。会社から必要とされるよう力を付けていきたいです。

• 林

  40代、50代になっても高速道路の中央分離帯まで渡れるように体力をつけておかないとですね。安全のために長い規制を張らなければならないときも多いので、食事面や体力づくりに気を使っています。

• 金子

  横浜基地には尊敬する先輩がたくさんいます。先輩たちにいっぱいお世話になっているので、恩返しができるよう、わたしも頼りにされるいい先輩になりたいです。